話題のスポットから気になっていることまで、設計部コラム ←前の記事へ 次の記事へ→
空と地と
「顕在化される境界線-神宮橋付近 」
風景。暮らしの中の街並み。斜線制限を代表にあらゆる制限に基づいて建築形態が顕在化される。それはヴォリュームだけではなくオープンスペース、道路上空地なども加わり、街並みを形成する。現地調査などであらゆる場所のアノニマスな集合体に目を向けるとき、国境に似た境界線が景色の中に飛び込んでくる。 |
■2007.8.10
■IA
■顕在化 |
斜線制限
通り沿いに立ち並んだ建物の最上階部分を見渡すと、多くの建物が斜めに削り取られたボリュームをもつ。反対車線の向こう側。建物を削り取る鋭利かつ目に見えない空間。使い始めの消しゴムのような。天空率という考え方は、建物を建物らしく計画する手段だが、すでに風景として三角フラスコを逆さまにしたような街路の風景は日常にあふれている。
用途地域
写真の景色には商業地域が映りこむ。右手奥には代々木体育館が見え、この写真の向こう側は渋谷。集中する都心部にあって、商業地域、住居地域などは混在し、常に隣り合わせ環境を作り出す。建築制限の点からは隣の性格(用途の特性)が気になるばかりである。

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