話題のスポットから気になっていることまで、設計部コラム                    ←前の記事へ        次の記事へ→

看板

「視界視野-1.5m以上の世界に飛び込んでくるもの」

 今1000mm以上の上空に視点を置いている。デスクにいる時や電車の中。歩いているときはさらに上空に目線は存在する。

立ち上がりそのまま頭を下へ向けると、視野にもよるが、見える世界はごく限られてくる。今回は上空の話。


■2007.10.4
■IA
■都市景観

Photo:新宿歌舞伎町

都心上空1700mm

看板の役割は集客のためと、一目で内容を伝える役割がある。


基幹となる駅のバスターミナルから目に飛び込んでくるのは、ビルの屋上や壁面全体に掛けられた「サイン」。
看板とは「素直にその建物の場所にある内容を示す」ということを前提とすると、看板は信号の待ち合わせや、駅から出たときに周囲の状況を見わたすとき視界に飛び込んでくる。


郊外の幹線道路などではスーパーマーケットやパチンコホールが建物の外形を巧みに利用し、看板建築化されている事例もある。公告をどのような媒体を利用して実現させているかということに非常に興味が湧く。


都市空間に映り込むものの一つに袖看板がある。建物の壁面から縦長に突き出た看板のこと。
 商業ビルの場合、その多くが各階ごとに違うテナントが入り、それぞれの店名看板を用いることになる。写真の場所ではそのほとんどに袖看板を抱えている。小さなものが連続して作り出す景観である。あまりにも情報多過な景観は圧倒される。